長久手の佐々木歯科医院のブログです。

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おくちのなかのはなし

歯医者になるには。。。

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アラサー歯科医のsasakkyです。

今日は、歯科医師を目指している人向けのお話です。

歯科医師になるには歯学部を卒業する必要があります。
大学の歯学部の難易度は様々で、医学部よりも難しい学校もあれば、はるかに簡単な学校もあります。

とにかく、まずは「歯学部に入り、そして卒業しなければなりません。」

4年制の大学に通われていた方には、わかりにくいと思いますが、この「入学して卒業する」という当たり前のことが、実際はかなり難しいのです。

一般には、「歯学部って賢いんですねぇ!」と半分(いやそれ以上でしょうか)お世辞で言われますが、ただ入学するだけなら、全くそんなことはありません

しかし、卒業して国家試験に合格するとなると話は別です。

私達からみても、今の歯科医師国家試験は難しいと思います。そして、大学は国家試験の合格率というものを非常に気にします。

考えてみればそれは当然のことで、
ここに入れば(正確には卒業すれば)まず間違いなく歯医者になれるという大学と、半分くらいしかなれないという大学では、前者の方に受験者が集中するのが目に見えているからです。

では、後者のような大学はどのようにして、入学者を確保しているのでしょうか。

それは、大学の合格基準を下げるという方法です。
これにより、本来は6年後の国家試験に受かる見込みのないようなレベルの入学者が誕生するわけです。

大学には教授や準教授等の研究者がいます、さらに職員がいます。
大学にも雇用があり経営があります。
というわけで
入学者は確保しなければならない(定員は減らしたくない)、さらに国家試験の合格率は上げたい!
という考え方になるわけです。

そして、
この両方を一気に解決する名案が、
「入学は簡単。卒業は難しい」という方法です。

いま、歯科医師になることを考えている方は、6年間で歯学部を卒業し、さらに国家試験に1回で合格する可能性を考えてみるべきだと思います。
別に6年で卒業しなくても、国家試験は何回受けてもいいわけですが、国家試験の合格率は約7割、そのうち現役生は75%、さらに現役受験生のなかでも6年間で大学を卒業している割合は不明。

と考えると6年後、はれて歯科医師になっているかどうかは、努力次第と言わざるを得ません!

ただ、僕もなれたくらいですから、皆さんもきっとなれます!
歯医者はすばらしい仕事ですので、どうぞ夢を持って、僕らの仲間に加わってきて下さい!

それではまた。

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