「歯は何色ですか?」聞かれたら、誰でも「白」と答えるでしょう。
でも「白」といってもいろんな「白」がありますよね。
皆さんの思う「白い」歯ってどれくらい白い歯ですか?
「そんなこと言われても白は白でしょ」って感じだと思いますが、、、
私達歯医者はこの「白」という色にこだわってます!
どんなこだわりかというと、、、
これは、世界中の歯医者さんが使っている歯の色見本で「Vitaシェードガイド」っていいます。
この16種類のタイプが一番少ないものです。
私達、歯医者の眼には、歯の色はただ単に「白」ではなくて、この色見本のどれに近いかで写っています。
つまり、最低でも16種類の「白」を使い分けて治療をしているわけです。
ちょっと詳しく解説しますと、
この色見本は大きく4種類に分かれていて
A1 ? A4:赤味を帯びた茶色
B1 ? B4:赤味を帯びた黄色
C1 ? C4:グレーがかった色
D2 ? D4:赤みのあるグレー
になってます(^_^;)
わかりますか????
写真だとわかりにくいので、「なんとなくいわれればそうかなぁ。。。」ってくらいでしょうか。
では次に、ABCD関係なく「白くて明るいもの」から「黄色っぽくて暗いもの」までを左から順番に並べてみます。
これだと、色の違いがわかりやすいと思います。
この並びで、あなたがイメージする「輝く白い歯」はどの辺りですか?
おそらく、結構、左の方ではないでしょうか???
では、普通の歯の色ってどれくらいかというと、
日本人の標準的な歯の色はA3~3.5ですので、このシェードガイドでいうと
ここなんです!!!
か~な~り黄色いですよね
そうです、普通、日本人の歯はかなり黄色いんです。
もし左端の方の色がご希望でしたら「ホワイトニング」をお勧めします。
今日は、私達、歯医者の「白」へのこだわりをご紹介しました。
では、来年度も頑張りましょう!!!
—–