歯医者の仕事は、「健康な歯でおいしくご飯が食べれるお手伝い」ですが、そんな健康な歯でも、全然食べれないほど硬い食べ物があるんです!
文字通り「全く歯が立たない!」その食べ物は、なんと日本にあります。
さぁいったい何だと思いますか???
それは
これです!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
木じゃないですよ!
ひょっとしてわからない人のために
これです!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
かつお節です。
いまはほとんどパックで売ってますが、昔はカンナが逆さまになったみたいな機械で一回一回削ってました。そういえば、おばあちゃんが削ってたような気がします。。。。
ところでかつお節ってどうやって作られるか知ってますか?
ただ乾かすだけではあんなに硬くはならないんです。
まず、カツオを切って煮ます。
次に、いぶす&乾燥を繰り返します。
さらに、日に当てて乾燥します。
こうしてできたのが「荒節」といいます。
この時点では、まだ世界一硬いわけではないのですが、ここからある方法でどんどん硬くなっていきます。
どういう方法かというと、
なんと「カビを生やします!」
カビは自分が成長するために大量の水分を必要とします。荒節の表面にカビを生やすと、なかに残ったわずかな水分が吸い取られてどんどん硬くなっていきます。
このカビを生やしては落とし、生やしては落としを繰り返すことで完全に乾燥し、世界一硬いかつお節「本枯節」が完成するのです。
ちなみに「本枯節」は高級品で1本3000~4000円くらいします。
よくスーパーで売ってる「花かつお」は、ほとんどがカビ付け前の「荒節」を削ったものです。
日本人は知らない間に「本物のかつお節」の味を忘れてしまっているのです。
今日は世界一硬い食べ物かつお節についてのお話でした。
—–