今日は歯科トークします!!!
歯医者さんにいくと、詰め物とか被せ物とかしますよね。
どうやってくっつけてるかご存知ですか?
これは、基本、接着剤でくっつけてます。
(最近は歯医者さんにも読んでいただいてるようなので「接着」と言うと怒られそうですが、ここでは工業的な接着という意味で使います。)
接着剤といえばアロンアルファ!
アロンアルファ(本名:シアノアクリレート)は、ごく微量の水と反応して固まるタイプの接着剤で、引っ張る力には強いけど剥がす力に弱く、時間が経つと取れやすくなります。
こういうタイプの接着剤は歯科には向きません。
歯に使う接着剤はとにかくいろんな力に強くて、時間が経ってもずっとくっついてて、さらに無害じゃなきゃいけません。
一言で歯と言っても、水が多い部分、デコボコな部分、プラスチックが詰まっているところ、差し歯の金属の土台、かけたセラミックスなどなど、、、細かく見ると実はいろんな部分があります。
どこにでもなんでもくっつく万能歯科用接着剤みたいなものがあれば楽なんですがそんなものはなく、水があるとくっつかない接着剤が水だらけの口の中で一般的に使われているあり得ない設定にめげることもなく、いろんな接着剤やら処理剤やらを駆使してガッチリくっつけるべくやってるわけです。
同じ材料使ってても、処理法や順番などをひと工夫するとガッチリ度が格段にアップしたりするので、歯医者的にはなかなか楽しいところです。
今日は、「歯医者はいろんな接着剤を使い分けている!」というお話でした。
では。
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