「免疫」って言葉、よく聞きますよね。
「免疫力が落ちている」とか「からだ本来の免疫で治ります」とか
メンエキってなんか良さそうな言葉のようなんですが、一体どういう意味なんでしょうか?
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免疫ってのは「体に害を及ぼす異物に抵抗できる体のシステム」のことで、ざっくりいうと「抵抗力」のことです。「体に害を及ぼす異物」っていうのは、ばい菌(細菌、ウイルス、カビ)や病気などのことで、私達の体はいろんな方法を使って抵抗しています。
具体的には、、、
まず、体のなかに異物が入ってくると、何でも食べる細胞に食べられます。
この細胞はものを食べると「こんな種類でしたよ」と体に伝えてくれます。
どんな種類かがわかると、その種類の専門家のような細胞が体のどこからかやってきて
1、異物を食べる細胞をどんどん作る
2、異物を殺す「抗体」というものをどんどん作る
の二通りの反応を使い分けながら異物に抵抗します。
細かいことはどうでもいいのですが、異物の種類によって、2種類のどっちを使うかってのは決まっていて、さらに両方一気に使うことはできなくて、片方が多くなればもう片方が減るというようにうまいことなってます。
ほんと人間の体ってうまいことできてますよね。
要するに免疫ってのは「なんとかして異物を殺したい!!!」っていう正義感溢れるシステムなんですが、ときにはその思いが強すぎて、勢い余って自分の体も破壊してしまったり、体自身を異物と勘違いしてしまったりすることもありますので、また今度書きたいと思います。
「アレルギー」とか「ワクチン」とかもこの「免疫」にかかわるわかりにくい言葉ですので、またとり上げたいと思います。
今日は、「免疫」についてのお話でした。
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